(ギラ・ドーガ)

















 今回のユニコーンメカ・スクラッチは、ギラ・ドーガのです。 

 ガンダムUCでの本編では、袖付きギラ・ドーガの登場はまだないため、「逆襲のシャア」のギラ・ドーガと差はありません(いや、おなじです)。今までにも数多く立体化されているので、どのように製作するかが悩みどころでしたが、がっちりしながらも他のユニコーンメカと違和感ない方向で製作を進めてみました。

 まったく外装は異なりますがフレームは1/100MG Hi-νガンダムを使用しています。

    頭部

エポパテの塊を削りながら形にしていきます。前回のギラ・ズールの頭部が利用できるかなと淡い期待をしていたのですが、やはり別物で新規製作となりました。モノアイも微妙に可動します。

    胸〜腰部

Hi-νの胸部にプラ板で胸幅を決めてから直接エポパテを盛り付けて、設定画よりも強調された鳩胸になるようにしました。襟部分は別パーツ化。前後スカート部分はプラ板にエポパテを盛って製作。サイドスカートはマガジンのホルダーになっているので、プラ板で箱を作って、0.5mm真鍮線で開閉できるようにしています。もちろん予備のマガジンも内臓。それぞれ裏面もプラ板でディティールを追加しています。

    腕部

両肩アーマーは、球状にするため大きめの釣り用丸浮きにエポパテを盛り付けて半硬化後剥がし、さらにエポパテを盛って形を作ります。スパイクは5mmプラ棒を円錐状に加工したものに、WAVEの円バーニアに接続して製作。上腕部はHi-νのものを延長、形状変更。ここのシリンダー部設定画では上部基部が肩の内部フレームに接続されているのですが、それでは腕部の回転が出来ないため、シリンダー基部を受けるパーツを製作し、間に挟んでいます。肘関節はMGνガンダムのものを加工。前腕部はプラ板で形を作ったものにポリパテを盛って曲面を出します。拳はMGザクVer.2.0用HDMを使用。

    
脚部

 太もも部分は旧1/144サザビーを3mm幅増ししたものにエポパテで形状変更。下腿部は前腕と同様プラ板で基準の形を作り、それにポリパテを盛って曲面をだします。足首はプラ板の箱組み。前後の間にもボールジョイントを仕込んであるので、爪先立ちできるようにしたのですが、あまり意味なかったですね。シリンダー部分にはシルバーのラピテープを巻いています。

    動力パイプ

ギラ・ドーガの特徴として、他の機体の動力パイプよりもパイプの間隔が短いため、今回は自由自在というカラー針金(色:エッグ)太さ0.6mmと0.9mmを何種類かの太さの真鍮線にまきつけて製作。それを黒い針金に通して本体に装着しています。

     武器類

左右のシールドは積層プラ板。右肩シールドの淵は積層ディティールを施してみました。マシンガンはプラ板、プラパイプ製。左手用グリップも真鍮線接続で可動します。ビームアックスは3種類のビーム部分を用意。出力30%増しの大き目で製作しています。シュツルム・ファウストは原型を1個作り複製して数をそろえました。

    塗装

濃緑:302グリーンFS340921ホワイト+33つや消しブラック

薄緑:312グリーンFS342271ホワイト

関節:ガンダムカラーグレー24

武器:331ダークシーグレー135381/6381ホワイト

ビームサーベル発光部分:172蛍光イエロー 

    あとがき

ジオン系のMSは曲面が多く、どうしてもパテメインの作業になるので難しいです。いろいろなマテリアルを試しながらの試行錯誤の毎日ですが、それも模型作りの醍醐味ですね。皆さんもぜひ、スクラッチを楽しんでください。


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 ギラ・ドーガはユニコーンメカとしてのデザインがないため(なのになぜ作った?って思われている方はいるでしょうが、僕もそう思います)、出渕デザインのものではなくハイコンの形状をイメージソースに製作しました。なぜ、ベースにHi-νを使っているかというと、実は以前ギラ・ズールの製作写真に写っていたシナンジュをつぶして作っていたからだったりします。当時はシナンジュのMG化は発表されていませんでしたが、いずれ発売されるだろうとは思っていましたから、未練なく方向転換。しかしHGUCギラ・ドーガ発売のタイミングまでは予想できなかったですねえ。(泣)

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